丹々会(たんたんかい)とは?

  • 丹々会は、福岡地区小児科医師の会です。会員の親睦、学術向上、医業経営合理化などを主な目的として活動しています。
  • 会員数は、福岡市103名、筑紫地区30名、粕屋地区19名、糸島地区7名、の計159名です(令和4年3月現在)。
  • 会員名簿をみていただければ、お近くの小児科医師がほとんど所属している会であるのが、おわかりになると思います。

名前の由来

  • 丹々会は、昭和20年前後九大小児科名誉教授の箕田先生の自宅で小野三七雄先生と合屋友五郎先生が一緒にお酒を酌み交わしながらの 雑談の中から生まれました。箕田先生から福岡市在住の同門会員で、世間話や雑談をするなごやかな会合をもったらどうかという提案があり、 皆が賛同してできた会です。そして、さらに箕田先生から会の名称を考えるようにとの指示で、小野先生が「タンタン会」という名を 提示されたとのことです。「タンタン」とは博多の方言でお酒のことですが、片仮名ではおかしいということで探しあてられた字が丹。 丹は赤で、赤心などまごころを意味することから「丹々会」と改め、箕田先生や合屋先生の賛同を得て決まったようです。
  • 当時の会員は小野三七雄、合屋友五郎、熊谷儀蔵、原実、田中利雄、松口徳などの諸先生で少数精鋭のまとまった会だったと思われます。 しかしいつから始まったかがはっきりせず、周年行事が開催されていません。

主な活動

  • 福岡地区小児科医会学術講演会・・・月1回のペースで、医学的トピックに関する講演会を行っています。 講師は、福岡以外の全国からも招いています。現在までに400回以上開催されています。

歴代会長

  • 初期の頃はとくに会長はいなかったようですが、次第に会員も増え、乳幼児健診や保険審査員の推薦などで組織化が必要となりました。 初代は短期間、田中利雄先生が会長を務めたようです。その後の歴代会長は以下の通りです。
  • 山下 千代寿  昭和27年  (?)〜昭和40年3月(?)

    中尾 英夫   昭和40年4月(?)〜昭和59年3月

    田中 一    昭和59年4月   〜平成 6年3月

    大山 幸徳   平成 6年4月   〜平成10年3月

    松本 寿通   平成10年4月   〜平成14年3月

    井上 賢太郎  平成14年4月   〜平成18年3月

    高崎 好生   平成18年4月   〜平成22年3月

    進藤 静生   平成22年4月   〜平成26年3月

    下村 国寿   平成26年4月   〜平成30年3月

    黒川 美知子  平成30年4月   〜令和6年3月

    稲光 毅    令和 6年4月

会長挨拶

福岡地区小児科医会会長  稲光 毅
InamitsuDr.jpg

  • 令和6年4月1日から福岡地区小児科医会(丹々会:たんたんかい)会長をつとめることになりました稲光 毅(いなみつ たけし)です。丹々会会長として、地域の皆様にごあいさつ申し上げます。

    丹々会は、福岡市、糸島地区、粕屋地区、筑紫地区の小児科専門医の資格を持つ医師の集まりです。私たち小児科専門医は、それぞれの診療所・病院で診療や健診・予防接種などを行なうだけでなく、急患診療、健診、幼稚園・保育園の園医や学校医など、さまざまな地域を支える活動に皆で協力して取り組んでおり、これから子育てを始める方、子育て中のご家族皆様のお役に立てることを目指しています。このホームページの小児科リストをご活用いただき、かかりつけ医をお持ちになることをお勧めします。

    また、このホームページには、病児保育(施設案内、出席停止期間)、救急案内(急患センター、緊急な症状、中毒110番)、ワクチン、子どもの病気についての情報も載せています。パンフレットのページには、初めてお父さん、お母さんになられる方のための冊子「はじめてのママ・パパへ」や「小児科の上手なかかり方」のリーフレットをPDFで載せています。ご自由にダウンロードしてご利用ください。

    私たちは地域のすべての子どもたちが心もからだも健康に育つことを願っています。日頃からのかかりつけ医療機関として、また困った時の相談先として私たちを、そしてこのホームページをご活用いただければ幸いです。